オーストラリア人 5
オーストラリア人は本当に物を大切にする。
壊れても何度でも自分で直すので、簡単に物を捨てない。
テレビを見ると、DIY関係の番組が非常に多い。(ゴールデンタイムにやっているのには驚かされるが)
もっとも、別の表現で言えば、単にケチなのかもしれない。
30km以上の距離を走って、高速料金A$1(約65円)を取られると、えらく不平を言う。
彼らオージーは首都高や阪神高速にはとても乗れないだろう。
若い女の子でも1970年代前半の車に平気で乗る。彼女いわく、「私よりも、年配やねん、この車」。
そやろなー・・・。
ある日僕はエチオピアからの留学生の友人Yと、担当の教授でもあるRの車に乗って、ブリスベンの本校の授業を受けた帰る途中だった。
Yは、R教授の車を見て、トリップメーターが60,000kmしかないことにいたく感心した。
彼は博士号も含め、先の長い留学生生活に際し、車の購入を真剣に検討していた。
「これ、すごいなぁ、60,000kmやん。売ってくれへんか聞いてみよ!」と彼。
僕はOZの車の乗り方を知っていたし、トリップメーターに10万の単位がないことに気がついて、「やめといた方が良いデ」と忠告した。
僕の忠告も聞かず、YがR教授に聞いたところ、「ん?この車?ああ、265,000km走ってるけど?それが何?」。
Yは余りのことにすっかり黙ってしまった。
R教授は、「いやぁ、日本車は丈夫で壊れなくて良いねぇ、ハハハッ」と笑った。
いやぁ、それでも26万キロも乗ってるアンタは尋常やない・・・。

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